本堂に厳かに鎮座するのは、【宝物　十八羅漢像】です。

釈迦牟尼仏は亡くなった後も仏法を後世に広く伝え、人々が仏法の教えを聴く機会を持てるように十八羅漢におのおの各地に別れ永住し人々の為に仏法を広めるように託しました。

十八羅漢は全ての煩悩を取り除き涅槃の境地に達しており、生死輪廻の苦しみを再び受ける事はなく円満具足な修行により人々の徳行を引導する人天の供養を大いに受ける聖者となりました。

本堂でひときわ目を引く【五百羅漢像】は高さ５，５メートル、幅６メートルの高級な楠木と樟木を採用し手作業で彫刻しました。

この壁画には５３尊もの人物が彫刻されており、仙山や楼閣の群、海の波濤も描かれています。種々さまざまな人物や景観は勇気的に関連し渾然一体となっています。全体的に生き良いが盛んで厳粛である事が見て取れます。